官能的な白ワイン




目の前に差し出された白ワイン

2回ほどグラスを回し、改めて君は逃げられないことを教える


ふちまで届くけど、やっぱりグラスの外には逃げられない

いや、そっちが逃げようとしてないだけだろ?

この淡い香りはやはり僕を誘っている


その誘いを断る理由はなく、

僕はやさしくグラスに口付ける

恥ずかしがって赤くなる君


気が付けば君は赤ワインに

君を笑わせたくて、ちょっと店員をいじめてみる



「すみません、白を頼んだんですけど」



「お客さん、鼻血出てますよ」

あぁなんて官能的なんだ

僕の白ワイン