シャンデリア





舞踏会で踊る君の姿を見て

ただ僕はそれを眺めているだけだった

でも、それだけで良かった


そう自分に言い聞かせていた



天井を見上げ

深く、ひとつ、ため息をつく


目に映るシャンデリアは

見事なまでに光り輝いている



まるで手が届かない君のように



このシャンデリアが僕の頭に落下してこない限り

彼女は僕に振り向いてくれない



どちらの方が僕は幸せなのだろう?



僕は迷いながらも

ヘルメットをかぶって

シャンデリアの下に進む




一人で踊るブレイクダンス

ヘッドスピンで場を盛り上げる